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2016.02.12 Friday

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    初めての住民集会

    2015.10.26 Monday

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     10月3日、この半年間運動を進めてきた下鴨神社マンション問題での初めての住民集会をようやく開催の運びとなった。当日は84名のご参加を得て成功裡に終えることができ、司会進行を任された私も安堵した。
     前号でも述べたように、神社側の誠意のない対応に苦慮していた「糺の森 未来の会」は今後の運動をどのように進めるべきか議論を重ね、ここまで行ってきた運動の到達点として住民集会を開催し、様々なご意見を集約する必要があることに一致した。
     下鴨地域に近く、100名程の参加者が収容出来る会場探しから始めた。この地域は住宅街でホテルや行政の会館のない所ゆえ、民間の会場を当たることにした。めぼしい会場は、「下鴨神社マンション問題の住民集会の為にお貸しください」と趣旨を伝えると、断わりの返答がつづいて窮した。やはり、下鴨神社に盾を突くような団体に会場を貸すことに躊躇されるのが判った。4件目に願い出た会場は地域から少し離れているが貸し会場もされているカトリック教会で、快く貸して頂くことが出来てほっとした。
     さっそく未来の会世話人会後、数人で会場の下見をした。木造のホールで60席の椅子と机があり入り口でスリッパに履き替えとなっていた。教会の行事やいろいろな団体へ貸し会場とされているらしく、備品、鍵は使用団体が責任をもって後片付けもし施錠して帰るようなシステムであった。
     下見した世話人は、60人か・・、とつぶやいたが、隣に小ホールもあり、「その時空いていれば使ってもらってもいいですよ」と事前に聞いていたので何とかなるかと、決めることにした。
     6時30分開始の住民集会に、世話人は1時間前から机や椅子の配置等の準備に集まった。集会の開始時間となった時にはすでに60人近い参加者でいっぱいとなった。開会後も次々と来場される方のために、隣の小ホールから追加の椅子を運び込んで急遽対応した。
     会の趣旨説明は「マンション問題」・「下鴨神社の情報公開と財源」・「大型倉庫問題」と課題をわけてすすめることとし、倉庫問題では3人の女性が替わる替わる話をされた。
     「世界遺産問題」ではイコモス委員の弁護士が、10月末に福岡で開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺蹟会議(イコモス)年次総会に参加を表明され、会場からは期せずして拍手がおこった。その後、世話人2名も世界の委員に現状を訴えるために現地に赴くことになった。
     7時よりの全体討論で12名の方が意見を述べられあと、同友会の様にテーブル討論の時間を30分設けた。これは、初めての住民集会に来られる方々は、これまで神社とのわだかまりを押さえて来られたことがあるにちがいなく、一言いっておきたいこともおありであろうとの私のたっての提案であった。
     世話人会では、テーブル討論に「だれがリード役をするのか」「私は出来ない」、との意見が大勢であったが、ふたを開けてみると、各テーブルともに議論百出で、隣の声に負けじと皆、自然と話し声が大きくなっていった。
     議論が高まった8時にフルートで「菩提樹」と「花は咲く」を6分間演奏してもらう時間とった。しばしの静寂の後、全体討論を再開した。8名からの発言があり、下鴨神社と京都市の姿勢に、今後どのように運動を発展させていくのか、もっと積極的な活動をすべきだとの意見も頂いた。
     まとめに入り、会共同代表の行動提起を大きな拍手で確認することができ、2時間15分の住民集会をやってよかったと世話人一同が勇気づけられた。
     会場で訴えた募金には5万7千円もいただき、またアンケートの記入をお願いすると、様々なご意見とともに新たに数名の方が世話人に名乗りをあげ、ビラくばりには10名を超える方が協力できると、書かれていた。
                                                人見 明